「僕は、なんて根性も、意思もない最低人間なんだろう!!」
「禁煙に失敗しては、捨てたはずのタバコをゴミ箱からあさる。まるで、ハイエナだ」
そうなんです。僕は、完全な敗北者だったのです。笑ってください。
幾度と繰り返した、
禁煙。
私は自分を
禁煙のプロと呼びたいほどです。
10回以上の失敗。
そのほとんどが、開始数日で玉砕。
「なんて、意思が弱い男なんだ、自分は本当に、ダメ人間だ。
禁煙できている人だって世の中には大勢いるのに。僕はダメなんだ」
そこで、有名な「
禁煙セラピー」なる
煙草(たばこ)禁煙本を読んでチャレンジ。必ず
禁煙できるとある。確かに、
禁煙はできました。…2日間だけでしたが。
どの
タバコ禁煙本を読んでも、インターネットのマニュアル販売を見ても、強い意思がなくても簡単に
禁煙できると書いてある。
事実、
禁煙できている人もいるのだろう。
なぜ、私はダメなんだろう??
そういえば、20年タバコを吸っていた友人が、あっさりタバコを辞めたと話していた。なぜ、筋金入りのヘビースモーカーだった彼が
禁煙できたのだろう。
私は聞いた。「どんな苦労を乗り越えたの?」
その答えに私は愕然とした。
「いやー、なんとなく、たばこが嫌になって、じゃーやめちゃおーってことで」
ショックだった。彼は苦悩、苦痛、絶望感なくあっさり禁煙できたというのだ。
そうなのです。
同じように、タバコを吸っていても、ニコチンへの依存、タバコという習慣性にどれだけはまっているかは、人によってまるで違うのです。これってどこにも書かれてませんよね。
だから、
禁煙本を読んで
禁煙できる人もいる。「笑って
禁煙できる」とか、「楽々
禁煙術」とかその程度の苦労で、
禁煙できる人もいるのです。
その一方でまるでそれが実行できない喫煙者がいるのです。私、そして多分、これを読んでいるあなたがそうなのです。
繰り返して、言います。いいですか?意外に簡単にタバコを辞められる人と、明らかに、そうでないという、タバコに深く依存している人が存在しているのです。それも、かなり多くの人がそうなんです。
あなたも、私もです。
これは、とても大切なことです。このマニュアルが何故、必要かという理由そのものでもあるのです。
出版社さんごめんなさい、禁煙本を読んでお気軽に禁煙などできないのです。このマニュアルは、そういうタバコへの依存度が高い人のために、書かれたマニュアルなのです。 だから、ここでの
禁煙は、楽々ではありません。でもたったの3日間だけ、ちょっとした禁断症状と立ち向かえばあなたは、タバコという悪魔からは脱出できるのです。
私は
禁煙を繰り返しながら、徐々に禁断症状を支配する術を身につけていきました。最初は、それはもうひどいものです。無手勝流です。「さあ、
禁煙する」と、タバコもライターも捨てて、家族に
禁煙を高々と宣言しました。妻は「凄い、頑張って」と大喜び。しかし、1回目の
禁煙は1日持ちませんでした。頭の中はタバコのことでいっぱい。
「ひたすら、欲しい、タバコが吸いたい!」
それを繰り返すばかり。体も心もニコチンの奴隷です。イライラがつのり、優しい妻にまで当たり散らす始末。気づけば、ゴミ箱をあさって、捨てたはずのタバコとライターを手にしていました。妻の軽蔑の視線。でも、我慢できないのです。完敗でした。
それでも、体調が悪いということがあったので、その後も何度か
禁煙にチャレンジしました。御想像の通り、結果は同じでした。そして、何冊かの煙草(たばこ)
禁煙本も読みました。しかし、その結果
禁煙できたのは2日程度です。
禁煙をあきらめたあとの一服の旨いこと。
・・・最低です。